2014年7月24日
関西大学・先端科学技術推進機構・地域再生センター「集合住宅“団地”の再編(再生・更新)手法に関する技術開発研究」プロジェクト(研究代表者:江川直樹 環境都市工学部教授、以下KSDP団地再編プロジェクト)とタイムズ24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一、以下タイムズ24)は、7月25日(金)より男山団地(京都府八幡市)中央センター内の「だんだんテラス」にてカーシェアリングの社会実験を開始します。
KSDP団地再編プロジェクトでは、平成23年度採択の文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として、平成24年度より京都府八幡市内のUR都市機構男山団地を実践的研究フィールドとして研究、提案等を進めてきました。平成25年10月25日には、京都府知事の立会いの下、八幡市、UR都市機構、関西大学間で、男山地域のまちづくりに関する連携協定を締結し、団地を拠点とした地域のまちづくりに関する実践的な取り組みを展開しています。
「だんだんテラス」は、この連携協定に基づく実践的研究活動のひとつとして、平成25年11月16日に住民コミュニティ活動拠点の形成を目的として、男山団地中央センター内に開設され、KSDP団地再編プロジェクトメンバーのほか、プロジェクトに所属する学生(関西大学の大学院生、4回生)と住民が主体となり、365日のオープンを目標に運営しています。
タイムズ24は、「快適なクルマ社会の実現」を企業理念に掲げ、人とクルマが調和する「街」づくりをコンセプトに、時間貸駐車場「タイムズ」や、環境にやさしいカーシェアリングサービス、「タイムズカープラス」を全国展開しています。
平成24年度に実施した「男山団地における自家用車所有・カーシェアリング利用意向調査」では、団地住民の中で自家用車を手放す意向及びカーシェアリングを利用する意向をもつ世帯があるという結果が得られました。この結果を踏まえ、KSDP団地再編プロジェクトが団地の再編手法の一つとして提案している「カーシェアリングによる団地内における駐車場等未利用空間の活用」の実証を目的としたカーシェアリングの社会実験を、カーシェアリング最大手のタイムズ24の協力のもと行うことにしました。カーシェアリングの導入・普及によって団地内の駐車台数が減少し、駐車場等の空間の利活用が可能になることを目指しています。
今回の社会実験では、駐在する学生がカーシェアリングの利用に対する補助を行う他、利用者のモニタリング調査などを実施します。社会実験の成果はKSDP団地再編プロジェクトでとりまとめ、団地再編の手法及び駐車場等未利用空間の活用手法として社会・自治体・事業主体等に公表します。
KSDP団地再編プロジェクトとタイムズ24は、カーシェアリングを活用した社会実験を通じて、有効な団地再編手法の確立を促進する一助にするべく取り組んでまいります。
【「だんだんテラス」カーシェアリング社会実験 実施概要】
開始日:平成26年7月25日(金)
ステーション名 | 住所 | 車種 | 台数 |
男山「だんだんテラス」 | 京都府八幡市男山八望3-1 B-47号棟104号室 UR都市機構男山団地中央センター内 「だんだんテラス」 |
スイフト | 1台 |
注)導入日やステーション、車種は予告なく変更となる場合がございます。
設置場所:UR都市機構男山団地中央センター内「だんだんテラス」
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▼UR都市機構男山団地 | ▼だんだんテラス |
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参考資料:タイムズカープラス概要
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